エイプリルフールなのだが

特に何もしていない。
同居人がいると、つぶやいたりブログ書いたりしようという気がかなり薄くなる、というのが実感のこの半年間。
西川祐子・上野千鶴子・荻野美穂『フェミニズムの時代を生きて』(岩波現代文庫)を読んだ。対談や鼎談は、ページ数の割に内容が薄くなるという印象があったのだが、これは面白かった。お互いの攻め合い方、明言ぶりは『ザ・フェミニズム』の比ではない。たしか、『上野千鶴子に挑む』で、「自らについて語れ」とゼミ生に迫られても「それは関係のない話」とするっとかわしていた上野さんが、今までになく自分自身について語っていると驚いた。
岩波現代文庫は当たりが多いというのが個人的な感想。