メモは続く

  • 春日キスヨ『変わる家族と介護』

横暴な私でもあまり思わないことだと思うが、「この本、日本全国民読んだ方がいい」と思った。身内等がおらず、心身の機能が衰えたら即刻自害する覚悟と実行力のある人くらいは別だが。

  • お受験

先々週あたりから首都圏では中学受験がスタート、小6の子どもを持つ親が職場に何人かいて、ついでに小学校受験させた幼稚園年長の子どもを持つ人もいて、昨秋あたりからしばしば盛りあがる子どもの受験トーク。普段まったく休んでいないのに当日休むパパたち。送り迎えとかするらしい。「都会のガキはごたいそうなこった!*1」などという冗談はさておき。
「そうか、世の中には“頭のいい男の子たちのための学校(一部は女子も)”と“お金持ちの子のための学校”と“お嬢様のための学校”があるんだ」ということが小学校時点でくっきり見えると、世の中どんなふうに見えるんだろうと思う。ちなみに私、社会人になってやっとこの辺のことがはっきり分かった気がします。

  • 姫さま

大河ドラマ。一体いつまで宮沢りえは丈の短い子ども着物なのか…水川あさみが食いしん坊キャラにはどうも見えない…に始まり、「そこできすぎだから!」な展開とか、またえらく信長を「いいもん」に作ったなあとか、いろいろあるが、江・上野樹里のマジな演技が出てきたのは面白い。そうこなくっちゃ。北大路欣也の家康が江に「姫さま」と語りかけているのがユパ様とナウシカみたいだった。

  • 加齢現象

テレビを見ているときなど、別にまったく感動しているつもりなどないのに、「ちょっといいシーン」(ベタな展開)にほろっとしている自分にビビる。年取ったんだろうか…。

  • 満願成就(予定)

友人がなんと今度観に行く公演のチケットで1階席の前から3列目がとれたというではないか!!なんと、なんと…3列目?!オペラグラス、完全に要らないじゃん!目の前じゃん!!万歳!!夢のようだ…当日はきっと「生まれてきてよかった」と叫ぶに違いない。いい芝居だといいなあ。

  • 数学なんて大嫌い(連載予定)

大学受験終了とともに数学とオサラバできることに快哉を叫んだというのに、予定外に経済学を学ぶために数学に再び対面する羽目になったかわいそうな自分を励ます予定。何がどう嫌いかを逐一述べることで、数学好きと嫌いの間に立ちふさがる「バカの壁」の説明しようではないか!それから意外と多い数学好きのこのブログの想定読者から、あわよくばアドバイスを引きだそうという下心もちょっとある。何が嫌か、分からないかを文章化するうちに解決方法が見えるかもしれない、という建設的な意図も実はある。えらい!
ちなみに私の知っている中で一番数学が好きで得意な人(数学科の博士)に「数学意味が分かんない」と言ってみたら「数字と戯れるんだよ」「(数式に)ちょちょっと触るとひょいひょいと動くんだよ」とのたまった。壁は厚く高く感じられるが、まああんな境地まで行く必要はなかろう…(てか、どこをどう押しても無理)。
参考までに私の数学歴。小学校→計算が苦手だったので全般的にきらい、苦手。そういえばコンパス・三角定規使うのも苦手だった。中学校→計算の重要度が下がったのはいいが、図形が分からない。補助線思いついたもん勝ちってどういうこと?!高校→テストの点は一番良かったかもしれない。しかし、何をしているかまったく分からないけど問題は解けるという気持ちの悪い状態。

*1:ベルナールにこういうセリフがったはず。都会じゃなくて貴族だけど