口に出してみるもんだ

予定にはなかったが、今日は上司の計らいでお休みになった。午後から部屋の大掃除に取り掛かり、思った以上に進まない(物が増えた…)のに驚きながらも、大掃除の極意「普段やらないところをやる」と気になっていた分野の最低限の構造改革はなんとか達成し、レコード大賞見ながら買ってきたお寿司を食べて、その後さらに明日の食べ物の下ごしらえ(友人との年越し用)やら普段ついつい先延ばしにしてるおしゃれ着洗いまでやって、なかなか充実の一日であった。午前中に活動を開始できてればさらにもう少し進んだだろうと思うともったいなかったが、まあ起きれなかったんだからしょうがない(笑)しかしあれこれ進んだのでずいぶん助かった、休暇に感謝。

昨日は職場で近くの部署で集まってのちょっとしたお疲れ様会、そのあと若干エラい人中心の飲み会にも巻き込まれて参加。
新参者として「どう?慣れた?」「今何してるの?」なんて質問されることが多かったので、自然「楽しいです!」「本当に優しく指導していただいてますし、感謝してます!」なんてことを言いまくることに。いや、別にどちらも嘘じゃないし(特に後者は本当に、教育担当の課長は本当に優しく親切)、本音を言えと言われても同じことを言うのだが、しかし自分でも驚くほど「本心からそう思ってます!」みたいな気合を入れて言うと、自分がもともと思っていた以上に本気でそう思えてきた。自己暗示か。口に出してみるもんだ。
しかしいずれにしろ今は、目の前にあるこの道を進むしかない立場にある以上、楽しい!と思って日々を過ごすことが大事だ、と思っているので、なかなかよいことではないかと思っている。このごろまた今の部署に対してあーいいかも、という思いが増したのもある。去年の今頃異動希望を出さんならんかった時に考えた抽象的な希望として「調査的な仕事」というのがあったのだが、同業他社では「研究所」みたいなのを持っていたりするのだが私の会社にはなく、まあしょうがないなと思って忘れていた。今の部署はおそらくその願望を今の社内で一番かなえる場所だ、ということに最近気がついたのだ。

前回の自分の記事やコメントを受けて、自分の生活やその充実についてなんとなく考えていたのだが、その結果、今の自分にいたく満足を覚えるようになった。自分の考えを言語化して自覚する・自覚を深める、というプロセスを踏んでよかったと思っている。
一人で考え込まないでちゃんと口に出せ、とよく人に言われるのだが、そうしたコミュニケーションを通して人に対して抱く信頼感をかけがえのないものだとも最近強く思った。さらに、今年の初めに作ったいくつかの目標を振り返ってみると意外と達成していたことなども重なって、ああ結構いい年になったなと思えた。感謝。

それではみなさん、よいお年を(年賀状、ほとんど書いてないや…)。