Happy Wedding

昨日学部の友人の結婚式に行ってきた。まずひとことで言うならば、参列者の私まで幸せになる、とても素敵な結婚式だった。
私は「花嫁姿が誰でも一番きれい」とか「結婚の日が一生で一番幸せな最高の日」みたいな言説が好きではないのだが、そうかといってきれいな花嫁姿は好きだし、幸せな結婚式も好きだ、と思った。
友達が生き生きとして幸せそうでとってもきれいで、カップルとしても見ていて微笑ましくて、天気にも恵まれて、披露宴の食事会もゆったりとしたプログラムで楽しめた。また今回とくにあるのは、彼女がその彼と付き合うかどうかとか迷っていたころや付き合い始めてその後の話をずっとリアルタイムで聞いていて、それがついに結婚!という感慨深さ。その思いを分かち合う友人たちと一緒に参加する結婚式は本当に明るく幸せいっぱいだった。大げさな言葉かもしれないが、人の幸せを見る幸せ、人と幸せを分かち合う幸せ、というものをしみじみと感じた。
披露宴後、友人連の飲みに花嫁花婿が参加してくれ、その時に少しゆっくり話すことができた。話にはずっと聞いていた彼と初めての対面。花嫁友人集団VS花婿、という花婿側にしてみればある意味恐怖の集まりだったと思う(笑)はじめのうちはかなり緊張しているのを感じたが、最後にはだいぶなじんでくれた(と私たちは勝手に思っている)。そしてその時にもカップルとしての収まりの良さというのか、はたで見ていて「あ、この組み合わせいいな」という感じがあった。それから花婿自身の人柄も感じがよくて彼女が選んだのがこんな人でよかった、と思えてきた。
友へ、おめでとう、そしてありがとう。
その日の晩は有志でお泊まり会(@温泉宿)。しゃべるしゃべる女たちの会。この友人連は同質性が高く、例えば履歴書に書くような表面的な属性はかなり似ている。私は社会人になって外の地域へ出てから特に、彼女らとの集まりの“home”的な要素を強く感じるようになった。毎日の中で自分の位置が分からなくなることもあるけれど、こうして時々集まって語り合うと、相手を通して自分を客観的に見られると思った。ああ、私たちは着実に前へ進んでいる、という前向きな気持ちと安心感。