140円

ゼミなんかで、ずらっと並ぶペットボトルを見ると、そのお金で日経買えばいいのにな〜と思う。・・・なんて、今さらようやく読み始めた私の言えたことではないが。。毎朝キオスクで買って電車内で読むようにしている。そうすると他の本(ゼミのテキスト)を読む時間が圧迫されるんですが。。。
で、今日の日経新聞猪口邦子堺屋太一の対談が掲載されていた。お題は少子化問題について。少子化男女共同参画担当相という地位にある人が、「統計的に見ると、女性の就業率と出生率の間に直接の関係は見出せない」(by堺屋)という言説は認めることは可能なのだろうか?
堺屋さん曰く、出生率低下は社会の価値観・倫理観の変換期に起こることで、回復のためには未来への自信と社会体制への確信を確立しなければならない。面白いなと思ったのは、「人生規格」を変えるべきだという論。つまり「教育−就職−結婚−出産」という順序の固定化を考え直そうというもの。若年出産奨励なんて例を挙げている。20歳で産めば管理職になる頃には子どもは親の手を離れ、80歳、50代、20代の家族になって高齢者の面倒も見やすい、というもの。
なるほどねー。一度考えてみたことがあるのだが、①仕事をする、②子どもを多めに産む(3,4人)、③末子も現役くらいのうちに大学を卒業する の三つを叶えるのは、なかなか大変なのだ。35歳で産むとストレートでも大卒時には57歳。30過ぎてから結婚か〜出産か〜とかやってると、どうやら遅いらしい(実際ちょっと衝撃を受けた)。だから、そういうプランも面白いなあ(もう遅いけど)。
とはいうもののこのプラン、大卒キャリア組にはフレキシブルで魅力的に映るが、奨励なんてしなくてもハイティーンや20代前半の出産っていくらでもあるんじゃないのだろうか?