ニキ2

若い時、私はあらゆるものに怒りを感じていました。
もちろんそういった怒りを抱えた若い男性や女性で、芸術家にならない人はたくさんいます。
でも、私は芸術家になりました。私はほかに選択肢がなかったからです。だから、私は決心する必要はなかったのです。
それは、運命でした。
(中略)
私は芸術を抱きしめました。私の救済として、そして私にとって必要不可欠なものとして。

先日話題にした、ニキの言葉。
名前から分かるように(NIKI DE SAINT PHALLE)フランス人(と言ってよいのか?フランス人の父とフランス系アメリカ人の母)で、アメリカ育ち。作品の中に文章もよく出てくるのですが、それが英語とフランス語がある。こういうとき、フランス語習っててよかったな、と思う。もっとも大半忘れていて、もとからろくにできなくて、結局は日本語訳を見ているのだけれど。それでも。
チャンネルをたくさん持つことは大事なのです(飛躍した結論)。