美容院での出来事

先日、美容院に行きました。新規開拓をしたくて、いつもいく家から徒歩3分のところはやめて、大学近くの本山のお店。長さをあまり変えてないので気づいていない人も多いような気がする。
就活中なので束ねられるように、その範囲内ですっきりさせてください、というテキトーな注文をうまく汲み取ってくれる美容師さん。今考えたらその点だけでも好印象。というのも私のように髪の毛に対していーかげんな人間には、どこをどうしたいとかあれやこれや細かく聞かれても困るのです。。いやもう分かんないのでお任せしますお願いします、と。
何がうれしかったかというと、就活お役立ち話をいろいろしてくれたこと。店長さんみたいな人だったらしく、例えば雇う時には自分ならどこを見るとか、どうしたらいいかとか。
やっぱりどういう人を欲しがってるかによるよね、リーダー系なのか、潤滑油的な人なのか。そういうのはグループディスカッションで見えると思う、あと集団だと隙ができるから1対1では見えない本性が見える。「自分は関係ない」みたいな顔をしてる人はもうアウト。この仕事が好きで、なんで好き、と言える人はいいよね。あと、やっぱり女性に結婚でやめられるのは困る。それもかなり若いうちに。育ててやっと今からスタイリストとして元が取れるな〜という頃に「妊娠しました〜やめます」だと、えーちょっと待って!と思うよ・・・などなど。
こうやって書くと当たり前じゃん、という内容かもしれないのですが、こういうことは「頭で分かる」だけではなく「感覚で、身に沁みて分かる」ことが大事なのです。本当にその通りだ〜!!と。タイミング的にもとてもとてもありがたかった。
そして店を出るときには「じゃあ次は吉報を待ってます」と送り出してくれた美容師さん。ああ、次も来よう!と思いました。本山のUFJミスドのある通りの、サムソン&デリラというお店なのですが、おすすめです。学生カット4,000円は結構安いかと♪今ちょうど髪切りたい行く!という人先着1名様には紹介カード差し上げます。割引つき。私も割引かれるのでちゃんと行く人ね(笑)
これは単純に「うれしい出来事」でもあるのですが、私にはもうひとつの意味がある。共感可能性の問題。なんのこっちゃというと、美容師さんは私の中では「異質な他者」だったのです。以前にも少し書いたと思うが、「髪の毛は・・・まあ、ほどほどに、テキトーでいいんです」という私は、美容師さんには「理解不可能な存在」なんじゃなかろうかと。「この子こんなんで信じられんわ〜」と思われながら髪を切られてるのじゃないかと今まで何度思ったことか(笑)そんな距離感をこのところ特によく感じていた私としては、美容師さんに深い感動や感謝をもらえた、ということが意味深いのです。ああ、べつに共感不可能な他者ではなかったのだ・・・と。
ちょっとそんな大げさなことも考えながら、まだまだ頑張ります就活。