はじめての初詣

だいたい年末年始は父の実家・母の実家をはしごして過ごすのが例年のこと。そして帰省している間はその家からほとんどまともには出ない。夕飯は鍋やって紅白見て年越しそば、それが終わったら寝る。一日も家でお節食べて夜は親戚そろって宴会で…と引きこもりな正月。というわけで、この21年間したことがありませんでした、初詣を。
そもそも考えてみれば「お参り」をほとんどしない我が家。お寺・神社なんて修学旅行か自分で行った旅行でしかほとんど行ったことないのではないか??でも今年はたまたま親戚の一人が、近くの神社に行ってお参りして枡酒・甘酒を飲み、焚き火に当たってこよう!と言い出したのでその企画に乗ることに。枡酒に魅かれ例年通りもいいけどマンネリで飽きてきたし、一回くらい行ってみたかったし。かくして年越しそばを食べ終えて年も変わったころ、家を出る。(そういえば「行く年来る年」で豊川稲荷が出ていたけど、すごいなー!あんなに人が集まるのか!!)途中のお寺で鐘をつかせてもらう。ちょっと加減しすぎて弱かった。もう少し思い切りつけばよかった。それにしても鐘の響くこと響くこと。106番目という証明のカードをもらう。ギリギリ108に間に合った。
神社では焚き火をしていて振舞い酒やおつまみを配っていた。まずお参り。信心は浅いけど祈る行為は嫌いじゃない(それって図々しい態度ではなかろうか)。5円で叶えられたらどんなにありがたいか知れないようなお願い事をす。でもみんな、そんなもんだよね。兄が投げたお賽銭は箱から外れてお堂の中に転がって入った…。
そんなに大きな神社ではなく、“町内会”的雰囲気が漂う。祖父母宅の近くなのに一度も来たことがなかった。大きな枝垂桜があった。咲いている時に見に来たいと思った。