そののち

築地本願寺へちらりと寄る。お気に入りの場所だが、東京4回目にしてここにくるのが3回目とはいかに(笑)眠さと疲れで思考停止、M上宅で仮眠を取らせてもらう。アラームかけておいて自分だけ気づかないって、よくあることですよね。よくあります。耳元でバイブが鳴っているくらいでいつでも目が覚めるなんて、そんなわけないですよね。帰る時間を決めてたわけじゃないので大丈夫だし。お昼を食べて、食べ終わって気づいたら4時近くてびっくりし、品川向かうへ。最後まで送ってくれた二人に感謝。どうもありがとう。
帰りは鈍行乗り継ぎ、5時間半の旅。昔先輩に「東京から昼間に鈍行はきついぞ!」と言われたけど、一昨年の四大学帰りにこれをやって平然としていたら「若いな」と言われていたけど、今回も平気でした。最初の電車ではとりあえず眠り、景色でも見ようかなというゆとりが出てきたころには暗くて見えないので本を読む。帰りに読んだのは江國香織落下する夕方」。江國を一度読んでみんとて。ん〜どうかな、残念ながら肌に合わないかも。つまらないというわけじゃないけど。やっぱりね、浮世離れした登場人物をあっさり殺すことで片付けるのはよくないと思う。ぼんやりしたり考え事をしたりうつらうつらしたりしながら読んだら、ちょうどくらいで読みきった。すんでのところで、熱海で乗り換えなければならないのを気づかぬところでした。うっかり島田という小さな駅に終点なので降りる羽目になり、降りたホームでこんな時刻表を見た時はどうしようかと思いました。

なにごとも先達のあらまほしけれ。ひええ。などと思っていたけど、これはそのホームの時刻表で駅の時刻表じゃないことが発覚して一安心。それでもこんな寒々した駅ではなく、手前の大きい駅で降りて乗り換えればよかった。浜松、の名を聞くと「帰ってきた」感じがする。関西からだったら米原。列車がいつも乗ってるきれいなのになる。最後はチャリで帰宅。