愛のついての

キンゼイレポート。←ちょっと気になった映画。
…とそんなことだからいけないんだと、思わせるような文章をある友人が教えてくれた(またそれをこんなところで公開すんなと…)耳も心も痛い(笑)
エリート宇宙飛行士男女の会話。(星新一「火星航路」より)

「ところで軌道というものもわけの分からないものだな。現実には何もない。しかしながら、ちゃんとある。これは抽象名詞かい。物質名詞かい」「まあ、恋愛と同じようなものね」「そうかもしれないな。特にわれわれ一同は恋愛が出来そうで、出来ない」「しかし、いつも失恋したような気分でいる。失恋が恋愛に先行するようなことがあるのかい」「きっと人間はね、生まれつき失恋しているものなのよ」「すると失恋が正常な状態であることになるな」「どうもわれわれはすぐ研究したがる。これだから恋愛に縁遠いのさ。経済学者は必ずしも財産家ではないね」

なにも恋愛を「科学」しようなんて思ってない。流行ってる(た?)けどねえ「恋愛科学」。ただ「社会学」しようと思ってるだけ、というかね、どうしようもなく絡んでくるんだってば!ああもうしょせん肉塊のクセにいろいろ面倒なんだよ人間は!…なんて言ってみるととても困っているようで面白い&「クセ」がカタカナなのが能っぽい(笑)
さて、明日は郁諷会、連吟とお手伝いしっかりやりましょう。日ごろお世話になっている先生に少しでも感謝の意を表明すべく。