第十回自演会

無事終了しました。みんなお疲れさま。特にメインとなって1年間頑張ってくれた3年生の二人、お疲れさま!!お世話になったみなさま、ご来場いただいたお客さま、ありがとうございました。
どういう形で振り返って、何を書こうか、考えてしまいます。普通に一日をなぞるだけでも十分に量があります。しかし今回は私の現役最後の自演会。そう思うと4年間の総まとめとして思うこともある。もうあの名古屋能楽堂の舞台に立つことは、ないかもしれないと思うと、どんなに貴重な時間を過ごしたんだろうと思う。
ただ、今は短く舞台の感想を。今回の私の一番の役割は「田村」の大鼓でした。とりあえず、名大観世会らしく気合いと勢い路線でいけたことには満足しています。
よく聞かれること。①手痛くないの?→痛かったです。振りすぎていつもはならないのに腕までだるくなりました。②疲れてたよね?→後半「もう無理〜!!」と思いかけました。が「ここで『無理』なんてありえない」と思い直して力を振り絞りました。
そしてとても大事なことだと思うのですが、楽しかった。何かが終わったときに、こう思えるのはとても幸せなことだと思う。とても無責任な発言のような気もするけれど、そう思う資格のある人間であれるように、のこり4ヶ月弱の観世会人生を過ごしたい。