そふと・ランディング

大学最終期にあたる今期の講義のテーマは「ソフト・ランディング」!!と、講義二週目まで済んだ昨日で思いました。
それというのも、これまでになく現実的もしくは実用的な内容が多いのです。相変わらずの実定法(労働法、知的財産法など「○○法」とつくもの)拒否路線は変わりませんが、内容的には政治学と大きく関わるけれども基礎は法とか(法哲学)、ジェンダー論でも「ジェンダーと法」では国際条約が出てきたり訴訟のケースを見たり。おわっ、なんか新鮮だ?なんでだ?と思いました。実際の細かい詳細なケースを読むとか、条文を読むとか、そういうことから遠ざかってたこの2年間だったようです。その他「なんだか役に立ちそう」な知識を得るという点で、社会人になるに向けての準備。
もう一点。感覚を少し戻そう、というのではないけど、慣らしていこうという意味でも「ソフトランディング」。どうも気がついたわけです、私が使うように「セックス」という言葉をさらっと口にすることは一般的ではない、と(遅い?)。それに気づくきっかけが二つほどあって、「あ〜、まあちょっと気をつけられるようになった方がいいかもなあ」と思うにいたる。
いい訳させていただければ、これはいわゆる専門用語、テクニカル・タームであって、ジェンダー論の本を読めばもう絶対に出てくる単語です。そんなもん照れたりして言ったほうが微妙なわけで、法学専攻の人が「わいせつ行為」と(たぶん)あっさり言えるのと同じ。今後でもゼミや研究の限りにおいて、口をはばかるつもりはまったくない。でも、日常会話でこういう内容は慎めるようになった方がいいかもな、と思った。
以上二点、大学での社会人準備。