またフェミニストの話

フェミニストというのは、ポルノは女性差別だと非難し、夫婦別姓に賛成で、ミスコンに反対だ、というイメージがあるらしいということに「あ、そうか。そうなんだ」と思ったことを覚えておこう。自分でもそう思ってたし、そういう主義だったこともある。でもなかなかこの辺のことは簡単には言えないのだと・・・一応、大学に入ってから分かったことだといえるのだろうか。
例えば別姓問題なんかは、私個人の問題としては、今現在は名字くらい変わってもいいんじゃないか?と思っている。そんなことを考えなければいけない事態に遭遇するかは置いといて。名字…アイデンティティの一部、とも思える。しかし、果たしてそんなにも思い入れを持つべきものだろうか?別に守りたいほどの珍しい名字でもないし、「由緒」とか「伝統」があるわけでもないし(私の先祖がいつ名字を使うようになったのか分からないが)、変わってみるのも案外面白いかもしれない。「私の家族の名字」ったってね〜、父親か母親かどっちか片方の名字でしかないじゃないか。(…しかし。こんな風に「別にいいや。ポイッ」としちゃっていい問題か?日常には困らん、と言って放置していいのか?)・・・というような問題も出てくるぞー、今週のゼミ。
さてしかし、別姓問題について考えるなら結婚制度がそもそもどんなことかって方を考えなきゃいけないんじゃないか?
林さん(というと道義さんみたいだな。真理子さんの方です)の別姓と主婦に関するコラムはいかにもそれらしい話だった。エッセイって話は出やすい、意見を求めやすいけど(要するに感覚で感想を述べられる)「ここにどんな問題・理屈が潜んでいるのか」を洗い出すのは結構大変な気がする。ごちゃまぜなので。
昔の新聞はついあちこち見たくなります。94年、宮沢りえが怪我をしたと話題になってました。