ヴィオリーン

バイオリンが、「習っている楽器」の中でも特権的な地位を占めるのはなぜだろう。例えばピアノに比べて。ただ数が少ないからだろうか?それだけではないような気がする。フルートよりもクラリネットよりも「すごい」感じがする。「高級」な感じ、「特別にすごい」感じはどうして発生するのだろう。無駄に対抗するが、数の少なさでは全国で演奏できる人は能の囃子の方が少ないに違いない。大鼓なんてやってる方がずっと珍しい。お道具(楽器)そのものだってなかなか高級である(部室にさりげなく存在しているがウン十万とか・・・)。でも、やっぱりバイオリンは「すごーい!」「きゃあー弾いて〜!」なのだ。
ま、そもそも観世会内のことなんだから、能の囃子が珍しいわけもなく(笑)・・・この話をし始めたのも、とある観世会員が昨日バイオリンを持ってきて少し披露してくれたからです。やっぱりすごいな〜かっこいいな〜。それに、生の音を近くで聞くのは迫力がある。ひきつけられる。また持ってきてね!また弾いてね!!今度はもっと弾いてね♪「屋根の上で弾いて!」などという先輩にもめげずに(笑)(←注:私ではない)
昨日はいい間違いの嵐の日だった・・・「ビックもみじ」はさすがに自分でもやばいと思った、やってしまったと思った(ビックカメラと言いたかったのに)。あのね、ビックカメラ薪能*1の演目の紅葉狩が混ざっちゃったんだってば!「シテのキリ謡」(正しくはキリのシテ謡)は言ってしまってから3秒くらい頭の中で「???」だった。後輩が私をボケ扱いするこの頃。というかボケから大ボケへと扱いが悪化している気がする。威厳を取り戻さねば。。
ちょっと面白げな文章が書けることと、自分の言いたいことをきちんと文章で表せるということは違う。さらには、言いたいことがあるかどうかということはもっと違う問題。

*1:7月30日の名駅薪能です。駅にポスター貼ってあるので見たことある人も多いのでは?入場無料なので(要・整理券)、ぜひ応募して観に行ってみてください!おもしろい演目が多いですし、観世流の家元が出演されます!←名古屋ではあんまり見ることができないので・・・