ハビトゥス

ワールドカップの話題がいよいよ盛り上がってきたこの頃。そうなるとまた「ぷちナショナリズム」なんて思い出してしまう素直じゃない性格。日本中がサッカーに夢中!、っていやいや私はそこまで興味ないっす!
・・・というわけで香山リカ『ぷちナショナリズム症候群』を手に取った、わけではない*1のですが、とりあえずぱらぱら読み直して目に入ったのは「ハビトゥス」。あるエリート女性(漫画の登場人物)について。

もしかするとW杯スタジアムで「日の丸」をわたされても「どうして私がこれを振らなきゃいけないわけ?」と考え込んでしまうだろう。それは、反ナショナリズムというイデオロギーをともなったものではなく、単にひとつの生活習慣、クセのようになった姿勢だ(社会学者ならハビトゥスと呼ぶかもしれない)

おー!すっきりする!!私が実際に「エリート女性」であるかはともかく、少なくとも心情的にはエリート女性的であろうと考えている。あ、そうかも、ハビトゥスって感じがする。と思ったのです。以下のような事項にいちいち突っ込みを入れて立ち止まってしまうのは。

*1:次回ゼミテキスト『オレ様化〜・・・』に生徒は教師の注意に弱くなった、個人がもろくなったとの記述あり→その手の記述は香山の著書で読んだ→ぷちナショナ?正解は『〈私〉の愛国心』でした