名能連50周年記念大会

「名古屋学生能楽連盟50周年記念大会 学生能・狂言の会」でした。名能連は名古屋圏の学生能楽サークルで作っている連盟で、観世、宝生、金剛、金春と喜多以外の四流派がそろっています。今年で42年目の名大観世会よりも歴史が古いのです。詳しい話は知りませんが、名大観世会設立の時には名能連にお世話になったという話も聞いたことがあります。
今回、名大は招待扱いで参加させていただきました。というわけでかなり気楽に、楽しませてもらいました。OBOG参加もあり、なかなかすごい演目数。能一番、狂言二番、舞囃子6番、仕舞にいたっては…30以上。お付き合いのある他地域の連盟さんみんなに声をかけたとかで、西から東からも多くの方に来ていただきました。関東観世流学生能楽連盟、京都学生能楽連盟、関西学生能楽連盟、京都学生狂言研究会。遠いところからありがとうございました。能楽サークルのネットワークも結構すごいんだよな〜と思う。ネットを使ったらもっと本当に全国区の交流が出来るんじゃないか、と思う。HPのリンク、というレベルの交流にしてもね。招待の方々が名古屋能楽堂に入って「すごーい!」「広い!」「きれい」と感心しているのが聞こえて、「あ、やっぱすごいんだここは♪」と関係ないながらうれしくなる。名古屋市、税金の無駄とか何とか言われてるかもしれないけど、やっぱりすごいことはすごいんだよ。料金値上げしないでよ…(涙)
その後の打ち上げ・レセプションもすごいことになっていた。あれは決して「名古屋スタンダード」ではありません…(笑)ひえええーと叫びたくなるような高級ホテルでの、立食パーティー。着物着ればよかった、しょぼいスーツじゃなくて。料理おいしかったけど、もっと食べたかったー。でも、普段なかなか会えないような人と、非常に有意義な話ができました。
能楽堂行ったのも自演会以来だし、と書いて思い出したけど正月公演観に行ったじゃん。違うわ。でも大きな発表会の内部にいるのは自演会以来。今度の土曜に京大さんの新年会の招待に行ったら、しばらく観世会の稽古は休業。そんなことを考えたりすると、感慨深いなあ。