君もユニクロ我もユニクロ

暖かい部屋着が欲しい、と思ったのでユニクロに行った。ユニクロのルームウェアに上着を着て全身ユニクロ。こんな格好をしていると入社当初寮に入っていた頃、かなりの同期がおそろや色違いのユニクロを着ていたことを思い出す。私は下手をすると上下ともまったく同じ組み合わせの服になってしまう同期がいた。
この2週間ほどでミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』を読み終え、今日は『東京ラブストーリー』を古本屋で買って読んだ。『存在の・・・』については、果たしてこれは恋愛小説と呼べるのかと思った。文庫本のカバーについているリードは全然中身を表していなかった。とても混乱する物語だった。とてもとてもよかったのだが、「セックスする」を徹底的に「愛する」と表現していたのはとても気になった。原作がそうなのか?翻訳上そうなったのか?セックスすることと愛することは違う、とあれだけ言っているのに、この言葉は気になった。
『東京…』は、小倉千加子がよく引用するのでずっと気になっていた。でもそれはドラマで、よく出てくるエピソードは原作のマンガにはなかったりもした。原作の方が鋭い、と書いていた気がするが、最後は丸く丸く収まるあたり、そうかな、と今のところ思っている。でも面白いことに変わりはなかった。