過保護か管理か愛か・・・

先日やっぱり好きだわと書いた高校。ひょんなことから見つけたプリント「センター試験注意事項」センターテスト前に配付されたものだ。これがまた、涙が出るほど親切なのである。以下は抜粋である。本物はもっと細かく、B4のプリント一枚にびっしり書いてある。

1.受験案内、受験上の注意を読み、必要事項を把握しておくこと。(二日間のタイムスケジュールがある)
2.携行品等(受験票、鉛筆消しゴム(それぞれ複数個)、鉛筆削り、時計、スリッパ、靴を入れる袋(雨天時は傘用のビニール袋も))
3.試験当日の注意(9:30までに入室していること、事故が起こった場合…)
4.試験中の注意(一日目の第一限の待機時間が一番緊張しやすい。リラックスに心がけること 休み時間が長いので使い慣れた参考書等を持っていくとよい)
5.試験終了後の注意(二日目の朝刊には第一日分の正答が掲載されるが、できが悪かった場合の動揺が大きいので、答え合わせは避け、新鮮な気持ちで第二日目を受験すること、20日に自己採点する。どんな事情があっても必ず登校すること。定刻登校。各HRに名簿順に着席のこと。)

ひゃー・・・今読んでみると、こんなこと事細かに指示されて大丈夫か高校生!!と思う。先生、本当に「さすが刈高生」って思ってたの?!ここまで言われなきゃできない、もしくは自分の行動に責任取れないんじゃないの?幼稚園なみにあれこれ言われてんじゃん!
それでも「両日とも8:40〜9:40の間、正門前で先生たちが諸君を激励する」な〜んて書いてあったりもして、「やっぱり刈高はいいところだなあ・・」なんて涙ぐみたくもなってしまう。それに、なんとしてでも応援してあげたい、万全の態勢で試験に臨ませてあげたいという愛情もひしひしと感じてしまう。「教育ママ」みたいだ。それは「ざあます」言葉をしゃべり、先の尖った眼鏡をかけている「PTAママ」ではなく、勉強に集中できるようにと手伝いその他は一切しなくていいと言い、勉強に励むわが子の背中をそっと見守り、夜食を差し入れたり神社におまいりしたり、試験当日は気が気じゃないが平気な振りをして子を見送ってそのくせ1日ハラハラしながら神頼みをしているような優しいお母さんだ(どちらも実在するのかは知らない。でも少なくとも後者はいそうな気がする*1)。
ここに感じる違和感をはっきりすっぱり言葉にすることはちょっと難しい。え、でも、だってさ〜…なんか危なくない?そんなに入れ込んじゃって・・依存っぽいよ。
そう、依存!と書いて思い出したが、そんなようなこともうすでに書いたかな。
今日は最近には珍しく生産的なことをした(ラックの組み立て)。

*1:母は友人に今日は私が入試を受けてるという話をしたら「よくそんな平然として遊んでいられるね?!」と言われたことがあると言う。ちなみに私たちの反応。母「え?!だって私が家でじっと悶々としてたって何の足しにもならないじゃないの、ねえ?」私「うん、そんなことされてたって困る」