申し合わせ

今日は申し合わせ(リハーサル)でした。能楽堂で基本的にみんな本番の通りに、装束も面も本番のものをつけていただいて能を演じました。(他に狂言舞囃子も。装束や着物はなしでしたが)
装束を着られるのは申し合わせと本番のたった二度だけ。むしろ本番ぶっつけじゃないことを感謝するべきだろうか。あの装束は、着ている本人にとってはとにかく暑い・動きにくい。見た目には華やかだけど、面をかけちゃったら自分の姿もあんまり分からないし。でもおのずと姿勢も正されて(一説には姿勢補強スーツになるとか 笑)、苦しいと言ってもやっぱり楽しいというか、形から入る人間としてはその気になれる、というか。気合いは確かに確実に入ります。本番用の面は練習用に貸していただいているものよりも老けていて少しほっそりした顔でやや怖い感じでしたが、唇が色っぽくて見慣れると練習用のほうよりも美人に思えました。それに薄くて軽かった。声のこもり方が今までと違って、謡った時に「あれ?」と思いました。
自演会まであと…16日?!恐ろしいね。みんな頑張りましょう。風邪予防策の徹底を!
足袋をケチってはいけないことを今さらながら痛感しているダメ3年生。みんな、これは本当だよ。せめて舞台用の足袋はいいものを…!!